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読んだ本のこととか。できることからこつこつと

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[映画] 魔女っこ姉妹のヨヨとネネ を観た  

category: 映画
魔女っこ姉妹のヨヨとネネ(Blu-ray通常版)魔女っこ姉妹のヨヨとネネ(Blu-ray通常版)
(2014/06/25)
諸星すみれ、加隈亜衣 他

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ある日魔法使いのヨヨは、不思議な光のするエレベータに乗って「魔法の世界」から「現代の世界」へと迷い込んでしまう。
そこで出会う二人の少年と少女。その少年のアパートへ行ってみると、なんと両親が”化け物”になっていた。
ヨヨは「現代の世界」で巻き起っているその”不思議な呪い”を解決しようとするが……


まずは予告動画をどうぞ。



絵本を広げたようなオープニングから始まって物語に引き込ませてくれます。
どうも「現代の世界」ではある携帯ゲームのアプリが流行していてそれが原因で”呪い”が発生するようですね。
何でも、そのアプリのレアカードを手に入れると願いが叶うんだとか。
しかしなぜ呪いが発生するのかは分からない。

物語が進んでいくにつれて明かされていく謎のところは、ちょっと駆け足気味な展開でしたが、ワクワクしながら楽しめました。
夏休みに家族で一緒に見られるアニメ映画です。

魔法使いのヨヨは笑ったときの笑顔がキュートで魅力的ですね。
ヨヨの魔力が薄れたときに髪の毛の色が黒くなるのは、なんだか魔女の宅急便を思い出しました。使い魔っぽい猫もいますし。
あと、ところどころ出てくる魔法が面白かったです。
心のデトックス魔法とか、ぜひ僕もかかってみたいものです。
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[森 博嗣] 堕ちていく僕たち を読んだ  

category: 読書 tag: 森博嗣 
墜ちていく僕たち (集英社文庫)墜ちていく僕たち (集英社文庫)
(2004/05)
森 博嗣

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なぜかインスタントラーメンを食べると男が女に、女が男になってしまう。
性別なんて煩わしいものはかなぐり捨てて、もっと気楽に生きていこう。


森博嗣先生の軽やかな文章が好きな方にはオススメです。
5つの短編で構成されていて、それぞれのお話しで主人公が違います。各話で物語が少しずつ絡み合っているようないないような。
男の人が急に女の人になったらどうでしょうね。「堕ちていく僕たち」の主人公はなぜか女になってから妙にテンション高いです。そこまで快適になるわけじゃないだろうと思いますが、とにかく登場人物たちはそれぞれが性別を乗り越えながらも楽しんでいます。

けっこうマイナーな趣味の人達(同人作家、ストーカー、小説家など)が登場してそれぞれとても個性的です。一人称で語られ、心情表現が丁寧にされているため不思議と感情移入しながら読み進めることができます。

僕は表題作の「堕ちていく僕たち」が一番好きでした。
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疲労チェッカー  

category: 雑記
「大丈夫ですか?」と人から訊かれても、少しくらい辛いだけではついつい「大丈夫、全然平気」と言ってにっこり笑顔をつくる気丈な人がいます。
ほんとに平気で何にも問題がなければそれに越したことはないのですが、そのときは平気でも実は気が張ってただけで、後から急にガクッと躰にくることがあったりします。

なんでも相手に迷惑をかけるのは申し訳ないと思って遠慮していると、知らない間に自分に無理をさせていたなんてことけっこう在りがちです。

肉体的なところ(顔色やケガとか)だったら、すぐに相手も気づきますし客観的に見ても分かりやすかったりします。でも精神的なところは表面上見えないわけですし、当の本人ですら気づいてないことも多いです。リトマス試験紙くらい簡単に自分の体調を客観的に判断できれば楽なんでしょうけど、精神面はどうやっても正確に数値化することはできません。

アニメ「サイコパス」では潜在的な犯罪係数を色相で表現してくれますが、それと同様に精神的疲労具合も判断してくれたら、たぶん今より随分生きやすい未来になるんじゃないかと思います。有給とかもっと取りやすくなるんじゃないですかね、「ちょっと疲れが色相に現れてるんで有給取ります」くらい軽く申請が出せるといいんじゃないでしょうか。もしかしたら自分よりも機械が先に「お前少し休め」と声をかけてくれるようになるのかもしれません。

いずれにせよ肉体的な疲労は目に見えて分かりやすい分だけ気遣いようがありますが、精神的な疲労は自分で管理するしかないし、していても軽視しがちになったりします。

疲れすぎてると自分で自分が疲れているのかどうか判断できなくなるときがあります。
そんなときはグレープフルーツジュースを飲んでみます。甘く感じれば肉体的に疲れているサインです。
また、ふらりと書店にでも立ち寄って自分の好きなジャンルの小説を手にとってみましょう。文字がスラスラと頭に入ってこないときは精神的に疲れているサインです。
あと普段、無意識に処理していること(メールチェックとか)に苦痛を感じてきたらちょっと息抜きした方がいいかもしれません。
人にもよると思いますが、僕の場合そんな感じで疲れているかどうかの判断材料にしています。
みなさんも自分に合った疲労チェッカーを探してみてください。
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[雨隠 ギド] 甘々と稲妻 を読んだ  

category: 漫画 tag: 雨隠ギド 
甘々と稲妻(1) (アフタヌーンKC)甘々と稲妻(1) (アフタヌーンKC)
(2013/09/06)
雨隠 ギド

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高校の教師で一児の父親、犬塚公平は料理が大の苦手だった。
そんな父のもとで、5歳の娘のつむぎは出来合いのお弁当で我慢して過ごす日々。
しかし、教え子の飯田小鳥に一緒にご飯を作りませんかと声をかけられ、料理を習うことに。


幼い娘に温かい料理を食べさせたいと思う父親の愛情は、どんな調味料よりも料理を美味しくしてくれるんでしょうね。彼は料理に慣れていくにしたがって、しっかりクッキングパパしています。
まだ5歳の娘、つむぎは出来合いのお弁当で我慢しつつ、忙しい父親になかなかそのことを伝えられない。
でも偶然出会った飯田小鳥が、犬塚と一緒に料理をするようになってからは三人で食卓を囲み温かい食事を食べるように。

無邪気で天真爛漫なつむぎちゃんが温かい料理を食べているだけで、こちらまで心が和んできます。
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[森 博嗣] 銀河不動産の超越 を読んだ  

category: 読書 tag: 森博嗣 
銀河不動産の超越 Transcendence of Ginga Estate Agency (講談社文庫)銀河不動産の超越 Transcendence of Ginga Estate Agency (講談社文庫)
(2011/11/15)
森 博嗣

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周囲からは怠けているように見られてしまう青年、高橋。しかし本人はけっして怠けているつもりはない。精一杯頑張っている結果がこれなのだ。
そんな気力と体力に欠ける高橋が、就職活動で最後に選んだ会社は「銀河不動産」だった。社員は新しく入った高橋を入れて三人しかいない。
そこで働くうちに、彼は不思議な要望を持ったお客たちに相談をもちかけられる。

いい感じにゆるい雰囲気の物語です。案外、高橋くんのように流れに身を任すような自然体でいることも生きていく上で必要なことなのかもしれません。まあ世の中一寸先は闇といいますが、先を恐れてばかりいるだけでは何もできなくなってしまいますからね。

後半からは次第におもちゃ箱をひっくり返したように話が展開していきます。それでいて主人公の高橋くんはゆるゆるとその中を漂っているように思えます。

最終章でおじいさんの言っていた言葉が象徴的だったので引用させていただきます。

人はね、きっかけのせいで幸運を掴むのではない。幸運を掴むのは、その人が持って生まれた能力によるものです。言い換えるならば、幸運といったものは、この世にはない。あるとすれば、幸せを築く能力、それを持っていた、幸せを築こうという努力、それをしたというだけのことです。その能力と努力によって、順当につくられていくのが幸運なのですよ。


周囲に流されるように生きてきた主人公も、彼なりにちゃんと考えてきたし努力をしてきた。その小さな積み重ねが、幸福を掴みとる確実な道筋になっていたんでしょうね。
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[東村 アキコ] かくかくしかじか を読んだ  

category: 漫画 tag: 東村アキコ 
かくかくしかじか 1かくかくしかじか 1
(2012/07/25)
東村 アキコ

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将来は少女漫画家になれると当たり前のように考えていた高校3年生の林明子。
とりあえず美大に進学しようと軽く考えていた彼女は、竹刀を振り回す熱血絵画教師、日高先生と出会う。
先生の絵画教室では彼女の絵が下手だとさんざんに言われ、美大に合格できるようスパルタ指導で絵を習う。


作者自身が主人公のモデルということで、自伝的な内容になっています。
主人公も日高先生も魅力的で、とても素敵な漫画です。
絵の世界は意外にも体育会系なんだなということが分かる、熱血教師の日高先生。
ことあるごとに怒鳴って、竹刀を叩いて、「いいから描け」と先生は言います。
とにかく怖い、絵を描くのが嫌になってしまうくらいに厳しい。
でもそんな先生が、実は誰よりも絵に対して真摯に向き合っている人というのが主人公の視点から垣間見ることができます。
とくに印象的だったのが三巻で先生が主人公に言う、

描きたいものなんてなくていいんや
ただ描けばいいんや
目の前にあるものを
描きたいものなんか探しとるからダメになる
描けんくなる
お前は余計なこと考え過ぎじゃ


という台詞。目からうろこがぽろぽろ零れ落ちました。
そうか、これは絵に限ったことじゃない。

やりたいことを探してったって見つからない。
ただ目の前にあるものをやるしかない。
それがやりたいことを見つける一番の近道なんでしょうね。
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[鶴田謙二] 冒険エレキテ島 を読んだ  

category: 漫画 tag: 鶴田謙二 
冒険エレキテ島(1) KCデラックス冒険エレキテ島(1) KCデラックス
(2012/11/05)
鶴田謙二

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飛行艇乗りので空輸業を営む御蔵みくらは、亡くなった祖父の遺品から幻の島「エレキテ島」の存在を知る。
噂ばかりが行き交うなか、みくらは偶然にもエレキテ島の存在を垣間見る。
次第にその島の魅力にとりつかれる彼女は、一人でその幻の島を飛行機に乗りながら探しまわる。


ああ、どうしてこんなにも鶴田謙二氏の描く女性は魅力的なのでしょうか。まったく惚れさせられます。
主人公のみくらを見ているだけでも読む価値があります。

鶴田謙二氏の絵にはオノマトペが一切使われていなにも関わらず、ひとつひとつのコマからは音が聞こえてくるように感じます。蝉の鳴き声、海に広がるさざ波、飛行機のエンジン音。どこまでも広がる夜の静寂さえも絵の中に落とし込まれたように思えて感動します。そしてだからこそ、主人公のみくらがエレキテ島を探し続ける冒険物語の中にどっぷりと浸りながら楽しむことができるのでしょうね。

ふとコマに目を落としたとき、静かに音がきこえてくるのを楽しむことができます。
漫画なのに紙面から音が湧き出てくるようで、読後は映画を観たような気分になりました。

続巻はもう出ないものかと思っていましたが連載再開していたのですね。
続巻が楽しみです。

こちらから『冒険エレキテ島』の第一話を試し読みすることもできます。興味のある方はぜひ。
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[関谷 あさみ] 千と万 を読んだ  

category: 漫画 tag: 関谷あさみ 
千と万(1) (アクションコミックス(コミックハイ! ))千と万(1) (アクションコミックス(コミックハイ! ))
(2013/06/12)
関谷 あさみ

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アパートで父と二人で暮らす中学1年生の娘、詩万(しま)。
思春期でお年頃な詩万は父親のちょっとした言動にもイライラしてしまう。
何気ない日常が描かれた父娘漫画。


ときどきクスリと笑わせてくれる詩万と彼女のお父さんにはとても癒やされます。
父子家庭で育った詩万の心の機微がよく描かれていて、ほんとにこんな父親と娘っていそうだなと思わせてくれます。
等身大で描かれる中学1年生の娘と飾り気のない父親。
なんでもない日常だけどだからこそリアリティを感じさせられます。

詩万はお父さんのことを嫌ってはいないけど、ファザコンというほど好きでもない。それでもお父さんには思春期の女の子らしい、いろんな感情をみせてくれて、それがとても可愛らしいのです。
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[鬼頭 莫宏] のりりん を読んだ  

category: 漫画 tag: 鬼頭莫宏 
のりりん(1) (イブニングKC)のりりん(1) (イブニングKC)
(2010/07/23)
鬼頭 莫宏

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自転車に乗ってる奴が嫌いで、自分も自転車になんか乗らないと決めている主人公28歳、丸子一典。
しかし、楽しそうに自転車に乗る女子高生、織田 輪と出会い、自転車に乗ることの楽しみを見出してしまう。
一年間の免許取り消しを機に、一典のまわりの友人も巻き込みつつ、みんなで自転車を始めることに。


今4巻あたりまで読んでいます。
鬼頭莫宏さんの漫画なので、どきどきしながらいったいいつ人が死ぬんだろうと読んでいました。
が、しかし意外にも誰も死にません(少なくとも今のところは)、まさに爽やか自転車マンガです。ちょっとラブコメの要素も入りながら、登場人物みんなが楽しそうに自転車に乗っています。最初は自転車なんて死んでも乗らないと暴言を吐いていた主人公も次第に自転車の魅力に取り憑かれていきます。

ロードの自転車に乗ったことのない僕のような初心者にもわかりやすくヒロインの輪があれこれと説明して教えてくれるので、乗ったらこんな感じなのかなと想像しながら楽しく読めました。
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先入観潰し  

category: 雑記 tag: 河合克敏 
絵を描くとき、モチーフの輪郭線を描こうとするんじゃなく、その周りの空間を(意識して)描きなさいと教えられたような気がします。
たしか高校の美術の授業(静物デッサンとか)だったと思うんですが、記憶が定かじゃありません。
当時、その言葉の意味することはなんとなく分かったつもりになっていましたが、とてもその通りに描けるものじゃありませんでした。

周りの空間を正確に捉えることができれば、モチーフの輪郭は自然に現れてくるものだ。というような話だったと思うのですが、なにぶん絵心もなにもあったものではないので、そんなことを考えても逆にデッサンが崩れるだけのように感じていました。

ただ、今になってそのことを思い返してみると「素人は目で見たまま物を描くことに慣れていないため、下手に輪郭を意識すると失敗する」ということだったのかなと思っています。
たしかに当時、静物デッサンをしていたときに感じたのは「目の前のモチーフ」をどんなに頑張ってデッサンしても、それを二次元の紙にうまく落としこむことができない、という苦い経験でした。その原因はやはり、輪郭を描こうとしていたからだったんだろうなと今になって思い至ります。

人間の目は平気で嘘をつきます。そもそも目で見た情報を脳が都合よく解釈して、そこではじめて「見た」となるため、現実と脳内のイメージにはどこか齟齬が生じてしまいます。
だから、描くことに慣れていないうちは、まず「素直に見る」ということができないため、デッサンしようとしてもなかなか上手くいかないのでしょうね。

そう考えるとデッサンの目的というものは描きあがった絵にあるのではなくて、モチーフを見ながら描いているときに、不意にあらわれる自分の先入観をどれだけ潰すことができるかという訓練のようなものだったのかなと思います。

漫画「とめはねっ! 」に出てくる臨書の話だったと思うんですが、

「模写をするために見るんじゃなく、見るために模写をするのです」


というような台詞がでてきたように思います(これまたうろ覚えです、すみません)。
まさにデッサンもこれだなと思いました。と同時に、日常生活でも「素直に見る」ことや「先入観に囚われない」ということは訓練していないとなかなかできるものじゃないのだと感じました。


とめはねっ! 鈴里高校書道部 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)とめはねっ! 鈴里高校書道部 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)
(2007/05/02)
河合 克敏

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で、結局何が言いたいのかというとですね、先入観というのは脳で現実を捉えている以上、必ずつきまとうものです。
何か問題に直面しているとき、はたしてそこに自分の先入観が入っていないか?それを問うのも、問題解決において重要な事だと思います。要は何もしなくてもすぐに曇るレンズを通してモノを見ているようなものだから、レンズはちゃんと拭いておくにこしたことはない、ということが言いたかったのです。

もののけ姫でもアシタカが「曇りなき眼で見定める」ということを言いますが、それをするためにはやはり、日頃から曇りやすいレンズの手入れをしておく必要があるのでしょうね。
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