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[森博嗣] ヴォイド・シェイパ The Void Shaper を読んだ  

category: 読書 tag: 森博嗣 

ヴォイド・シェイパ The Void Shaperヴォイド・シェイパ The Void Shaper
(2012/12/19)
森博嗣

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最初読んだときは森博嗣がバガボンドを書いたらこうなるのかもしれないと思いました。
武蔵や小次郎が出てくるわけではありませんが、強さとは何か、なぜ戦うのか、生きるとは何かを静かに語りかけてきます。

会話文は少ないですが、地の文で自身との会話や問答を繰り返しているため主人公と会話している様に読み進められるため全く飽きさせません。
その地の文でときどき見せる主人公の発想、思いつきがいいですね。幼いころから山の中で暮らしていた主人公にとっては町で見るものすべてが新鮮で純粋な問いかけに満ちています。でもそこから考え至るところは理路整然としていて納得させられるばかりか、逆に新しさを感じさせます。

刀を抜いて決闘する場面が出てきますが、緊張感が出ていていいですね。
相手の呼吸、重心の運び、目線、表情、剣先の僅かなぶれ、流れるように決闘が進み、殺し合いをする。
スカイ・クロラの戦闘シーンを彷彿とさせます。あちらの場合は戦闘機でしたが、本書では人と人が直接戦っているためその分イメージしやすいかもしれません。

主人公の流れるように透明で純粋な思考はたしかに武士道の精神にかなっているのでしょうね。
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