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[野崎まど] [映]アムリタ を読んだ  

category: 読書 tag: 野崎まど 

[映]アムリタ (メディアワークス文庫 の 1-1)[映]アムリタ (メディアワークス文庫 の 1-1)
(2009/12/16)
野崎 まど

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そんなに厚くなくて、スイスイと読める感じがとてもいいです。
ネットの評判を見てから読んだのですが、こういうのは事前知識ゼロで読んだ方が絶対面白いと感じるはず。
最後にどんでん返しがあるだろうことをほのかに感じさせつつ、一気に読ませるのはさすがだと思います。
会話もボケとツッコミが面白く、緊張感のあるシーンではいいアクセントになっていますね。
ヒロインの女の子、最原最早が天才という位置づけでもっと表情のない冷酷なキャラを想像していたのですが、そんなことはなくってとても一途な子なのだという印象。
もう少し最原最早の心情について紙面を増やして掘り下げて欲しいと思ってしまいましたが、本書はこの簡潔さ、冗長すぎないところがいいのでしょうからそんなことを気にするのは野暮ですね。
あと途中まで表紙に描かれているかわいい女の子は別の登場人物(画素さん)かと勝手に勘違いしていました。

サークル名「キネマ・マグラ」は「ドグラ・マグラ」に掛けてあるのでしょうか。
僕はいつもドグラ・マグラを読むと途中の脳髄論辺りでリタイアしてしまうのですが、多分読んだことのある人は(途中までしか読んでいない僕でも)この単語を読んだだけで「ああ、これはミステリ―を期待しちゃあいけないんだな」と構えてしまうことと思います。確かに本書「アムリタ」のラストの煙に巻く感覚はそれに近いものがあるのかなと感じましたが、全然気負わずに読めるところがいいですね。

そういえば主人公、二見くんの友人の久保くんって地の文では何回か出てきますが会話は一切なかったですよね?なんとなく後半辺りにでも登場するのかと思ったら思いの外影が薄かった。なんらかしら活躍するのかな、と思って読んでいたんですが結局最後も一行ほど地の文で登場して終わりでしたね。

関係ありませんが、読後に「時計じかけのオレンジ」を久々に観たくなりました。なんでだろ。
本書と映画のラストシーンが何故かオーバラップするんですよね。
話が似ているとかそんなことは全然ないのでこれから読むという人はあまり気にしないで下さい。
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