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[河野 裕] いなくなれ、群青 を読んだ  

category: 読書 tag: 河野裕 

いなくなれ、群青 (新潮文庫)いなくなれ、群青 (新潮文庫)
(2014/08/28)
河野 裕

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「階段島」という外界からの交流を極力絶った島でのボーイ・ミーツ・ガールかな。
閉ざされた街とそこから抜けだせずに暮らす人々は、村上春樹の「世界の終わりと~」を連想させるものがあったので、そういう話なのかなと思って読み進めていたんですが、後半はいい意味で予想を裏切られました。
島の人口は2000人くらい(だったかな)で生活に困らない程度にはきちんとインフラの整備がされている。中には仕事をして給料をもらっている人もいるし、主人公みたいに学生の人もいる。島の外に出られないということを除けば本島の小さな街と変わりない。でも人々の生活はどこか希薄でふわふわした印象を受ける。
ヒロインがグイグイと主人公を引っ張って物語を進めてくれるので読んでいて飽きません。主人公も彼なりになにか考えがあって行動しているんだなと伝わる場面も出てきます、そして後半ちゃんとその伏線が生きてくるので安心して読み進められます。
この作者の作品は本書が初めてでしたが、とてもアクがなく、清涼感のある文体ですね。
どうやらシリーズ物らしいので次も期待です。
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