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[グレッグ・イーガン] ひとりっ子 を読んだ  

category: 読書 tag: グレッグ・イーガン 

ひとりっ子 (ハヤカワ文庫SF)ひとりっ子 (ハヤカワ文庫SF)
(2006/12)
グレッグ イーガン

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ほとんど事前知識なしで読んだので、もう最高に頭を揺さぶられました。
いやSFってこんなに面白かったんですね。

とくに「ルミナス」、「ひとりっ子」が良かったです。

「ルミナス」は切れ味のある会話が読んでいてとてもぞくぞくきました。物語自体はもちろん、偏執的なまでの数学描写は圧巻です。一体何が起こっているのか抽象的にしか理解できない。文字列は映像化されない(できない)のに、一気に捲し立ててラストまで引っ張ってくれるのはある種ドラッグ的な読書体験でした。

「ひとりっ子」はある子どもとその両親のお話。量子論を絡めて多世界解釈が登場します。
グレッグ・イーガン氏の難解な説明文は正直言って僕には理解できない部分が多いです。でもそんなことは大した問題ではなくて、この短編はシンプルな親子愛そしてそれに対するイーガンなりの答えが表現されています。

もちろん他の短編もイーガン以外の作家には絶対に真似できない面白さがあります。

SFでこんなに感動したのは久々でした。
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